8⃣酸化と還元
「酸化と還元」は、覚えるポイントさえ押さえれば得点源にできる分野です。
難しい計算は不要で、試験で問われるのは
「酸素・水素・電子がどう動いたか」ただそれだけです。

重要ポイント
- 酸化・還元では 酸素・水素・電子 が移動する
- 酸化と還元は必ず同時に起こる(酸化還元反応)
- 試験では
「酸化か還元か」 「酸化剤か還元剤か」 を正確に判断できるかが重要
1.酸化と還元とは?
🔴 酸化とは
物質が酸素と結びつく反応 を酸化という。
酸化の代表例
- 燃焼:燃料が酸素と反応する
- さび:金属が酸素と反応し酸化物になる
- マグネシウムの燃焼
反応式
2Mg + O₂ → 2MgO
→ マグネシウムが酸素と結びつき、酸化マグネシウムになる
= 酸化
🔵 還元とは
酸化物が酸素を失う反応 を還元という。
還元の代表例
- 酸化銅+水素 → 銅+水
- 酸化銅+炭素 → 銅+二酸化炭素
反応式
2CuO + H₂ → 2Cu + H₂O
→ 酸化銅から酸素が奪われ、銅に戻っている
= 還元
📌 このとき
- 酸化銅:還元されている
- 水素:酸化されている
👉 酸化と還元は必ずセットで起こる
これを 酸化還元反応 という。
2.水素・電子で考える酸化と還元(試験頻出)
酸化・還元は 酸素だけでなく、水素や電子の移動 でも判断できる。
覚える定義(超重要)
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 酸化 | 水素または電子を 失う |
| 還元 | 水素または電子を 受け取る |
📌 まとめると
- 酸化:酸素を得る / 水素を失う / 電子を失う
- 還元:酸素を失う / 水素を得る / 電子を得る
👉 試験ではこの対応関係を問われる
3.酸化剤と還元剤(ここもよく出る)
🔴 酸化剤とは
他の物質を酸化させる物質
- 酸化剤自身は 還元される
- 酸素・電子・水素を奪う働きをする
酸化剤になりやすい物質
- 酸素
- 塩素
- 硝酸
- 過酸化水素
- 塩素酸カリウム
🔵 還元剤とは
他の物質を還元させる物質
- 還元剤自身は 酸化される
- 電子や水素を与える働きをする
還元剤になりやすい物質
- ナトリウム
- カリウム
- 水素
- 一酸化炭素
4.試験用まとめ(ここだけ覚えればOK)
酸化と還元の対応表
| 判定 | 酸化 | 還元 |
|---|---|---|
| 酸素 | 得る | 失う |
| 水素 | 失う | 得る |
| 電子 | 失う | 得る |
酸化剤・還元剤の関係
- 物質は 酸化剤 によって酸化される
→ 酸化剤自身は 還元 される - 物質は 還元剤 によって還元される
→ 還元剤自身は 酸化 される
👉 酸化反応と還元反応は必ず同時に起こる

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