⑨第4石油類
📌 はじめに
第4石油類 は、他の石油類に比べて 引火点が非常に高く、常温では揮発しにくい液体 です。
一見すると危険性が低いように感じますが、いったん火災になると 燃焼温度が高く消火が極めて困難になる という特徴があり、試験でも抑えておきたいポイントです。

🔍 1. 第4石油類とは?
引火点が 200℃以上~250℃未満 の引火性液体
- 石油類の中で 最も引火点が高い
- 常温ではほぼ蒸気が発生しない
- ただし 高温・霧状 になると危険
📊 2. 指定数量(超重要)
| 区分 | 指定数量 |
|---|---|
| 第4石油類 | 6,000 L |
📌 石油類で 最大の指定数量
🧪 3. 代表的な第4石油類 一覧
| 物質名 | 用途・特徴 |
|---|---|
| ギヤー油 | 機械の潤滑油 |
| シリンダー油 | エンジン・圧縮機 |
📌 共通点
👉 これらは主に 潤滑油や機械油として使われる油脂系液体 です。粘性が高い・揮発しにくい油類
🔥 4. 火災・危険性のポイント
- 引火点が非常に高い
→ 常温では引火しにくい - しかし
✔ 高温状態
✔ 加熱設備の周囲
✔ 霧状(噴霧・漏えい) では 急激に危険性が増す - 燃焼すると
👉 高温・長時間燃焼
👉 消火が困難
🌫️ 5. 蒸気・比重の性質
| 項目 | 性質 |
|---|---|
| 蒸気比重 | 空気より重い |
| 液体比重 | 水より軽いものが多い |
| 水との関係 | 多くは非水溶性 |
📌 蒸気は 低所に滞留 しやすい
🧯 6. 消火方法(試験頻出)
基本は「窒息消火」
| 消火方法 | 可否 |
|---|---|
| 泡消火剤 | ◎ |
| 二酸化炭素 | ◎ |
| 粉末消火剤 | ◎ |
| ハロゲン化物 | ◎ |
| 水 | ✕(原則不適) |
📌 水は油を広げる恐れあり
🏠 7. 保管・取扱いのポイント
- 冷暗所で 密栓保管
- 火気・高温設備から隔離
- 静電気対策を行う
- 換気を十分に確保
- 加熱使用時は温度管理を徹底
了解です!
乙4ブログ
第5章「⑨ 第4石油類(引火性液体)」について、
📌 試験でそのまま使える 判断フロー(完成版) を整理しました👇
(内容は元記事の要点整理です)
📌 “判断フロー”で覚える
1️⃣ まず「液体」か?
第4類 危険物は
👉 引火性液体
固体・気体なら対象外。
2️⃣ 引火点の範囲は?
第4石油類は
➡ 引火点 100℃以上
(※他石油類より高い)
引火しにくいが
引火性液体ではある。
3️⃣ 代表例で覚える
典型例:
✔ 石油製品で粘度が高いもの
✔ 動植物油類に近いもの
このカテゴリは
→ 第1〜第3と比べて
引火性が最も低い
4️⃣ 水溶性チェック
第4石油類は
👉 水に溶けない(油系)
覚えやすいポイント。
5️⃣ 指定数量は?
➡ 6,000 L
第1〜第3石油類より
かなり大きい。
指定数量が大きい
= 危険性は相対的に低い。
6️⃣ 蒸気の性質
蒸気は
✔ 空気より重い
✔ 地面にたまりやすい
→ 換気・火気遮断が基本。
(※他石油類と性質は同じ)
7️⃣ まとめ判断ルール
- まず液体
- 引火点 100℃以上
- 水に溶けない
- 指定数量 6,000 L
この4つで確定。
❌ “運営者が間違えた思考パターン”3選
私(運営者)の失敗例を紹介します。
🚫 NG①:「引火点100℃以上=もう危険物じゃない」
100℃ってかなり高いよね?
ほぼ燃えないでしょ?
❌ 違います。
✅ 正しい思考
第4石油類は
👉 燃えにくいだけで、危険物
加熱すれば普通に燃焼する。
「引火しにくい」と
「安全」は別。
🚫 NG②:「第3石油類との区別があいまい」
70℃以上と100℃以上…
どっちがどっち?
ここで混乱。
✅ 正しい思考
整理はこう:
- 第3石油類 → 70℃以上
- 第4石油類 → 100℃以上
👉 100℃が第4の目印
“100”が出たら第4。
🚫 NG③:「指定数量を軽視する」
6,000L?多すぎて覚えなくていいか…
これで失点。
✅ 正しい思考
第4石油類
👉 指定数量 6,000L
石油類の中で最大。
引火点↑
指定数量↑
危険度↓
この流れを理解していれば
暗記に頼らなくて済む。
📝 8. まとめ
- 🛢️ 第4石油類 は、第4類危険物の一種で、引火点が200℃以上〜250℃未満 の引火性液体 のこと。
- 🔥 引火点が高いので常温では火がつきにくい性質がある。
- 🧪 代表例:ギヤー油、シリンダー油、タービン油、可塑剤など(工業用油類)。
- 📏 指定数量は 6,000 L と、他の石油類に比べて大きめ。
- ⚠️ 火がつきにくいとはいえ、高温や周囲の火気には注意 して管理する必要がある。
💬 初学者と運営者のミニ対話
初学者
「第4石油類」って他の石油類(第1〜第3)と比べて何が違うの?😅
運営者
第4石油類は、第4類危険物の中でも 「引火しにくい」液体 のグループなんだよ。
具体的には 引火点が200℃以上〜250℃未満 のもの を言うんだ。
つまり 常温では蒸気がほとんど出なくて火がつきにくい性質 なんだ。
初学者
へぇ〜 じゃあ危険じゃないの?🤔
運営者
「引火しにくい」とはいえ、熱が加わって温度が高くなると火災の危険はあるよ。
火災になったら一度火がつくと 消火が難しい 場合もあるから、注意は必要なんだ。
初学者
具体的にどんな物が第4石油類なの?😄
運営者
代表的なものは
ギヤー油
シリンダー油(エンジンなどの油)
タービン油 / モーター油 / 可塑剤 など、
工業用の潤滑油や油脂系の液体 が多いよ。
初学者
危険物として扱う量の基準ってある?😯
運営者
あるよ!
指定数量 は 6,000 L と、第4類危険物の中では 比較的多め に設定されているよ。
だから大量に貯蔵したり扱ったりする場合は、消火設備・保安管理などが必要になるんだ。

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