乙4ブログ 第5章 危険物の性質 ⑪類ごとの総括的性質

第5章 危険物の性質

類ごとの総括的性質

重要ポイント

相手を酸化させる物質(酸化性)、自身が燃えやすい物質(還元性)、自分自身が燃える物質がある。

第4類危険物とそれ以外の危険物の性質
類別性質性状性質の概要
第1類酸化性個体個体そのもの自体は燃焼しないが、他の物質を強く酸化させる性質を有する個体であり、可燃物と混合したとき、熱、衝撃、摩擦によって分解し、極めて激しい燃焼を起こさせる。
第2類可燃性個体個体火炎によって着火しやすい個体又は比較的低温(40℃未満)で引火しやすい個体であり、燃焼が速く消火することが困難。
第3類自然発火性物質及び禁水性物質液体又は個体空気にさらされることにより自然発火し、又は水と接触して発火し若しくは可燃性ガスを発生する。
第4類引火性液体液体液体で引火性を有する。
第5類自己反応性物質液体又は個体個体または液体で、加熱分解などにより、比較的低い温度で多量の熱を発生し、又は爆発的に反応が進行する。
第6類酸化性液体液体そのもの自体は燃焼しない液体であるが、混在する他の可燃物の燃焼を促進する性質を有する。

まとめ

第1類(酸化性個体)、第6類(酸化性液体)は自身は燃焼しないが、他の物質を酸化させるため、他の物質との保管はNG。

第2類(可燃性個体)は自身が酸化されやすく燃えやすい。

第3類、第5類は自身が燃える危険がある。

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