第1章 基礎的な物理学
2⃣圧力
重要ポイント
圧力をもとめる公式:圧力(N/㎡)or(Pa)=力の大きさ(N)÷面の面積(㎡)
力の伝わる方向:パスカルの原理
【力】
N(ニュートン)=重さ
力の単位。モノや運動の状態を変える働きの力をいいます。
1N=100g 物体を持った時に手にかかる力の大きさ。
【圧力】
N/㎡(ニュートン毎平方メーートル)またはPa(パスカル)
単位面積当たりに働く力の大きさを圧力といいます。
ー公式ー
圧力(N/㎡)or(Pa)=力の大きさ(N)÷面の面積(㎡)
=重さ÷面の面積
例:重さ100gの物質で面積が1㎡と10㎡の場合
100g=0.1N
0.1(N)÷1(㎡)=0.1(N/㎡)
0.1(N)÷10(㎡)=0.01(N/㎡)
当たる面積が小さいと圧力は上がり、面積が大きいと圧力は下がる。
【大気圧】
大気とは空気の層。大気が重力によって圧力を受けたのが大気圧。または気圧といいます。
単位はhPa(ヘクトパスカル) 1hPa=100㎩
海面と同じ高さの場所で約1013hPa。これを1気圧といいます。
1気圧=1013hPa=101300㎩
【パスカルの原理】
個体は圧力がかかった方向にだけ力が伝わる。
気体と液体はあらゆる方向に同じ大きさの力が伝わる。
これをパスカルの原理といいます。
まとめ
単位面積当たりに働く力の大きさを圧力という。
- 圧力(N/㎡)or(Pa)=力の大きさ(N)÷面の面積(㎡)
大気圧
- 1気圧=1013hPa
パスカルの原理
- 個体は圧力がかかった方向にだけ力が伝わる。
- 気体と液体はあらゆる方向に同じ大きさの力が伝わる。
コメント