この記事でわかること
- 発火点とは何か(わかりやすく解説)
- 引火点との決定的な違い
- 試験に出る発火点の数値を語呂合わせで覚える方法
- 頻出の過去問パターン
発火点とは?まず意味をおさえよう
発火点とは、可燃性物質を空気中で加熱したとき、火(点火源)を近づけなくても自然に燃え始める最低温度のことです。
「自然に燃える」がキーワードです。火を使わなくても、温度が上がるだけで勝手に燃え出します。
🔑 ポイント:発火点は「点火源なし」。温度だけで自然発火します。
引火点との違い(ここが最重要!)
試験で最もよく問われる比較がこれです。しっかり整理しましょう。
| 用語 | 意味 | 点火源 |
|---|---|---|
| 引火点 | 火を近づけると燃え始める最低温度 | 必要 |
| 発火点 | 自然に燃え始める最低温度 | 不要 |
数値の大小関係も重要!
🔑 発火点 > 引火点(発火点のほうが温度が高い)
引火点は低温でも火を近づければ燃えますが、発火点は「自然に燃えるくらい熱くなった温度」なので、必ず引火点より高くなります。
試験に出る発火点の数値一覧
| 物質名 | 発火点 | 分類 |
|---|---|---|
| ガソリン | 約300℃ | 第1石油類 |
| アセトン | 約465℃ | 第1石油類 |
| エタノール(アルコール) | 約363℃ | アルコール類 |
| 灯油 | 約220℃ | 第2石油類 |
| 軽油 | 約220℃ | 第2石油類 |
| 重油 | 約250~380℃ | 第3石油類 |
⚠️ 発火点は引火点と違い、数値の正確な暗記より「引火点との大小関係」が問われることが多いです。
語呂合わせで一発暗記!
ガソリン:約300℃
🗣️「ガソリンで(3)走(0)れ(0)! → 300℃」
ガソリンで走る車のイメージで「さんびゃく(300)」。
灯油・軽油:約220℃
🗣️「灯油・軽油は(2)夫(2)婦(0)で仲良し → 220℃」
灯油と軽油は発火点が同じ約220℃。セットで覚えましょう。
アセトン:約465℃
🗣️「ア(4)セ(6)トン、ご(5)めんね → 465℃」
アセトンは発火点が高い(燃えにくい)と覚えておきましょう。
エタノール:約363℃
🗣️「エタノール(3)さん(6)、み(3)んなで乾杯 → 363℃」
お酒(アルコール)でみんなで乾杯するイメージ。
引火点と発火点を両方まとめて整理
混乱しやすいので、引火点と発火点を並べて確認しましょう。
| 物質名 | 引火点 | 発火点 |
|---|---|---|
| ガソリン | -40℃以下 | 約300℃ |
| アセトン | -20℃ | 約465℃ |
| エタノール | 13℃ | 約363℃ |
| 灯油 | 40℃以上 | 約220℃ |
| 軽油 | 45℃以上 | 約220℃ |
| 重油 | 60℃以上 | 約250~380℃ |
🔑 どの物質も「発火点 > 引火点」になっていることを確認しましょう!
過去問パターン(頻出)
パターン①:正誤問題
問)発火点とは、点火源を近づけたときに燃え始める最低温度である。
→ ✕(誤り) それは引火点の説明です。発火点は点火源なしで自然に燃え始める温度です。
パターン②:大小比較問題
問)引火点と発火点の関係として正しいものはどれか。
① 引火点>発火点 ② 発火点>引火点 ③ 引火点=発火点
→ ② 発火点>引火点
パターン③:穴埋め問題
問)ガソリンの発火点は約( )℃である。
→ 約300℃
パターン④:組み合わせ問題
問)次の記述のうち、正しいものはどれか。
① ガソリンの引火点は0℃以上である
② 灯油の発火点は引火点より低い
③ 発火点は点火源がなくても自然発火する温度である
④ エタノールの引火点はガソリンより低い
→ ③
まとめ
- 発火点=「点火源なしで自然に燃え始める最低温度」
- 引火点との違いは「点火源が必要かどうか」
- 発火点は必ず引火点より高い(大小関係を必ず覚える)
- 数値はざっくりとした語呂合わせで覚えてOK
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